
カニをネット通販しようと調べていると必ず出てくるのが「ポーション」です。
FF世代からするとポーションと聞くと、何かの回復アイテムを想像してしまいます。
当然ですが、違います笑
ポーションとは、英語の「portion」からきていて、直訳すると「部分」になります。
つまり、
カニの一部分=カニの抜き身
となるようです。
皆さんが想像する普通のカニは、ズワイガニの場合足が10本あって傷がないカニを想像します。
しかし、一度に大量にカニを水揚げした場合、当然完璧なカニばかりが獲れるとは限らないわけです。
足が取れてしまった!
甲羅にキズついていて、見た目が悪い!
そんなカニも同時に獲れるわけです。
それでも多くの場合は、
ワケあり商品
という類でネットの通販で売れるわけです。
買う側も自分で食べるだけの場合、格安で高品質のカニが手に入るので、嬉しいサービスです。
ですが、ワケあり商品にもならないくらい損傷しているカニも多くいます。
こういったカニは、損傷していない足の部分だけをかき集めたり、殻をとれば損傷が目立たない身をかき集めた商品です。
かき集めと言えば聞こえは悪いですが、
殻もないので、
など、大きなメリットがあります。
キロ単価で考えた場合、普通の姿カニとは想像出来ないほどの量のカニを格安で食する事ができます。
そのため、カニ通販ではどのサイトでも人気商品です。
多くの人が集まる鍋などではとても重宝します。
カニポーションは殻がありません。
解凍したら面倒な殻向きをせずに食べられます。
なので、小さな子供がいる家庭にはぴったりです。
で、気になるのは、
カニって殻がなかったら、味って落ちるの?
という点です。
気になりますよね。
この問いに正直に答えると、
殻付きよりも味が落ちやすいです!
これはカニに限った話ではなくて、甘栗などでも同じだと思います。
市販のスーパーでは栗がそのまま剥かれた状態で販売されています。
これはこれで、美味しいです。
しかし、500グラム1000円の殻付きの甘栗と比べれば味の明確な違いが分かると思います。
では、味の落ちる殻のない栗が需要がないと言われれば、NOですよね。
殻がない栗は気軽に食べれる。
そこには、殻付きの栗より需要はあるのです!
個人的には、カニポーションと殻付きのカニとでは用途が違うと思います。
多くの人が集まる場や小さな子供のいる家庭には、カニポーションはおオススメ。
純粋にカニの味を楽しみたいなら、カニポーションではなくて殻付きのカニを選択しましょう。