
カニを食べたあと、お腹を壊してしまったことはありませんか?
カニは好きだけど、下痢を起こしてしまう人も多いようです。
なぜ、カニを食べると下痢をしてしまうのでしょう?
今回はカニを食べて下痢を起こしてしまう原因について考えていきましょう!
美味しくて大人気のカニですが、人によってはアレルギー反応を起こしてしまう場合があるようです。
カニに対して発症する場合は、甲殻類に対するアレルギーが疑われます。
エビなど、他の甲殻類に対しての反応も、注意していかなければいけませんね。
子供の頃は平気でも、大人になってから発症する場合もあります。
毎度体調が悪くなるのであれば、一度病院にかかることをおすすめします。
また、アレルギーには即時型と遅延型があります。
口に含んでしばらくは平気でも、食べ終わった頃に発症する遅延型である場合があります。
その場合、カニのせいであることを気づきにくいので、注意が必要ですね。
アレルギーになる原因のひとつとして、毎日のように食べることが挙げられます。
カニを毎日食べるという方は、なかなかいないかもしれません。
しかし、例えば頂き物を毎日少しずつ解凍して食べている方もいるかもしれませんよね。
ストレスなど他の要因と重なった結果、アレルギーの要因となってしまう可能性があります。
一日置きに食べるようにするだけでも変わるそうなので、工夫して食べるようにしましょう。
カニの美味しさを知った上でアレルギーになってしまったらとても悲しいですよね。
カニを食べてお腹を壊してしまったら、まずアレルギーを疑ってもよいかもしれません。
早めに気付くことで、対策が打てる場合もあります。
アレルギーを持った人でなくても、食中毒やウイルスによってお腹を壊す場合があります。
下痢だけでなく、嘔吐があるなどの場合はこちらの可能性が高いかもしれません。
カニは魚臭さがないのであまり注意されませんが、れっきとした魚介類です。
しっかり火を通さないと、悪さをする細菌が死滅しません。
ボイルするだけでも、しっかり火を通してから食べることが大事ですね。
また、常温以上で放置することがないように気をつけましょう。
カニ鍋など、少し時間が経ってから食べたくなる場合もありますよね。
しかし、温め直しても意味がなく、菌は繁殖したままです。少しの時間でも、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れましょう。
可能な限り、短時間で食べられる量だけを使うように調整できると良いですね。
お腹を壊して辛くなるだけでなく、残りのカニも食べられなくなってしまいます。
家族全員寝込む事態になったら困りますよね。
衛生管理には気をつけましょう。
笑ってしまうような理由ですが、本当にありえる話です。
カニはとっても美味しく、大人から子供まで大人気です。
しかも、豪華な食材として食べられることが多いです。
そのため、残してしまっては勿体ないと、無理して沢山食べてしまう方も多いようです。
また、少ない人数で一匹分を買うと、必然的に一人が食べる量は増えますね。
勿体ない気持ちは非常によくわかりますが、自分の限界を超えないよう注意しましょう。
カニの食べ放題のお店も増えています。茹でる手間もお店におまかせで、料金も気にしなくて良いのがメリットですね。
そのため、少しでも多く美味しく食べようと、限界まで食べたくなってしまいますよね。
いくら食べ放題でも、そのあと後悔しないために、食べる量はある程度セーブするようにしましょう。
カニに限らず、食べ過ぎは胃腸の負担になります。
もし食べ過ぎでお腹を壊してしまったら、消化のいいものを食べて、胃腸を休ませてあげましょう、
実は、カニは体を冷やす食材なんです。
温かいカニ鍋などのイメージがあるので意外ですよね。
食物は、食性と呼ばれる性質を持っています。
体の温度を上げるものから順に、熱性・温性・平性・涼性・寒性となっています。
カニはこの中でも寒性に含まれていて、最も体温を下げる性質を持っています。
同じ甲殻類のエビは温性に含まれていて、体を温める性質があるんですよ。
カニとエビは同じ分類のイメージが強いですが、食性だと真逆に位置するんです。
不思議ですよね。
冷え性の方や、女性の月経前などは体を冷やしたくないですよね。
残念ですが、カニは避けた方が良いかもしれません。
それでもカニを食べたい!という場合は、カニ鍋など体を温める食べ方で食べると良いですね。